吉村 雅文氏 ロングパイル人工芝導入で大学サッカー全体がレベルアップ!

大学サッカーにおける人工芝の役割はいかがですか?

私のチームも加盟している関東大学サッカー連盟では、1部リーグの
12校が全校、2部リーグもほとんどが人工芝専用グラウンドを
備えています。順天堂大学でも6年前にドリームターフを導入しましたが、
以前に比べて練習の質が格段に向上したことを覚えています。
ロングパイル人工芝は大学サッカー全体のレベルアップに大きく
貢献しているのではないでしょうか。

次世代の人工芝に何を求めますか?

一言で言えば、さらに安全性の高い人工芝が欲しいです。
コンディションの良い天然芝フィールドに勝る人工芝が開発されれば
良いですね。サッカーは激しいスポーツですから、より安全で快適な
人工芝へと進歩することを期待しています。

地域貢献のためにNPO法人を主催されているとお聞きしましたが?

はい。子供たちや年齢層の異なる人々がサッカー競技などを通じて、
スポーツの楽しさや人間関係の大切さを育むNPO法人レーヴェンを
2009年3月に立ち上げました。Leven(レーヴェン)は
「人生」「生涯」を意味するオランダ語で、順天堂大学
さくらキャンパスをベースに活動し地域社会に貢献しています。
シニア体操教室なども開催しており、地域の方々の健康増進や
コミュニティの活性化に学生たちも頑張っています。

サッカーフィールド横の陸上トラック外周走路にも
ドリームターフをご採用いただきました。

吉村先生、これからも大学サッカーの発展ならびに地域社会貢献に頑張ってください。本日は有り難うございました。

●プロフィール 吉村 雅文(よしむら まさふみ)

大阪府出身(1960年6月生まれ)。
順天堂大学体育学部卒業後、同大学院に進む。
同志社大学、東京電機大学で教鞭をとり、
現在は順天堂大学スポーツ健康学部スポーツ科学課准教授(スポーツ健康科学博士)。
専攻はコーチング科学。

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